エストニア共産主義犯罪博物館コンペティション(1)
エストニアの首都タリンの旧海軍要塞(元強制収容所)に共産主義犯罪博物館をデザインする、国際コンペティションに応募した遠藤研究室の提案が1st Prize(最優秀賞)に選定されました。
エストニアは北欧バルト三国の最北の国で、ソ連やナチス・ドイツの度重なる支配、併合を経て1991年に独立を回復しました。
コンペの敷地となったパタレイ旧海軍要塞は、1800年代から海軍要塞として建設され、1920年以降は刑務所として、第二次世界大戦中は旧ソ連、ナチス・ドイツの強制収容所としても利用されました。
コンペでは、既存建物の内部に共産主義犯罪を扱うミュージアムとリサーチセンターの計画と周辺屋外空間のマスタープランの提案が求められました。
提案内容に関しては次回の記事にてご紹介します。
M2 谷 大蔵 塚越 仁貴
M1 松田 星斗 山本 修大
翻訳協力:M3 李 清揚
※2018年3月当時
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